mizunowa48
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全国の「みずのわ」会員の皆様、こんにちは。私は「福岡みずのわ会」事務局を仰せ付かっております福岡市道路下水道局の有働と申します。今回、渡邊先生から「福岡みずのわ会」についてご紹介頂きたいとの突然の原稿執筆の依頼を受け寄稿しています。当初、私は日本下水道事業団研修センター(以後「研修センター」という。)での受講経験が無いことから、私が執筆していいものかかなり迷いましたが、公私共に尊敬する渡邊先生からのご依頼であるとともに、「福岡みずのわ会」を全国の皆様に紹介出来る絶好の機会と考えましたため、大変僭越でありますが執筆をお引き受けしたところです。まず「福岡みずのわ会」の設立ですが、遡ること33年前の昭和57年、福岡市の諌山和仁財政局理事(当時、係員)が、研修センターで受講する際に、大学の先輩であり、当時、福岡市から日本下水道事業団東京支社に出向し、研修センターで測量の講師をしていた古賀文博氏(H25年他界)から、「おい諌山、研修センターに行ったら必ず渡邊先生に挨拶しろよ。」との一声に事を発し、渡邊先生と出会ったことからはじまります。 それ以降、渡邊先生が福岡市にお越しの際には、この3人で先生の歓迎会を開催してきましたが、先生を慕う門下生が増えるにつれ、約15年前から徐々に人数が増えていきました。そして約10年前からは、福岡県の堀修一氏のもと福岡県でも行われていた渡邊先生歓迎会と合同で開催するようになり、土木職、衛生管理職など職種に関係なく、また管理職から20代の若手職員まで幅広く参加するようになっていきました。現在、この会は、毎年3月中旬に開催しており、昨年は19名の有志が集まり、先生を囲む懇親会に留まらず貴重な意見交換の場として盛り上がったところです。また、研修センターへの派遣については、ベテラン職員の大量退職等に伴い長年培ってきた技術・経験・ノウハウの若手職員への継承が課題となっていることを背景に、自ら考えチャレンジし、迅速かつ的確に行動できる職員を育成することを目標に策定した「福岡市道路下水道局人材育成プラン」に基づき実施しています。平成26年度は15名、過去3ヶ年では合計約39名の職員を研修に参加させており、受講した職員からは、知識・経験豊富な講師陣をはじめ下水道事業団の皆様の万全なサポートのもと業務の基本や応用が体系的にしっかり学べる、集団生活や学習を通じて強い絆で結ばれた全国の仲間とのネットワークが構築できるといった感想をよく聞くとともに、実際に受講した職員は各所属でリーダーとして幅広く活躍しています。引き続きできる限り多くの職員を研修センターに派遣し、即戦力となる人材を育成していくとともに、より一層「福岡みずのわ会」を盛り上げていきたいと考えています。事務局としましては、福岡市の古賀氏や諌山氏、福岡県の堀氏をはじめ諸先輩の尽力により永く引き継がれてきたこの渡邊先生を囲む「福岡みずのわ会」を世代や時代を超え、しっかりと継続していきたいと思っています。最後に渡邊先生をはじめ日本下水道事業団研修センターの皆様、並びに全国の「みずのわ」会員の皆様の益々のご健勝とご活躍をご祈念申し上げるとともに、この会の設立の礎となった古賀文博氏に感謝の意を表しつつ「福岡みずのわ会」の紹介を終わらせていただきます。(8)研修みずのわ第48号「福岡みずのわ会」の活動報告福岡市 道路下水道局 総務部 下水道経営企画課長有働 健一郎

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