mizunowa48
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第48号研修みずのわ(19)〈裏表紙の写真〉富岡八幡宮境内の伊能忠敬像 『大日本沿海輿地全図』を完成させたことで有名な伊能忠敬は、約200年前の西暦1800年6月11日早朝、「深川の八幡さま」として親しまれている富岡八幡宮を出発し、北海道の測量へと旅だったとあります。忠敬は、地球を球形と考えて、遠距離の江戸と蝦夷地の緯度を求め、緯度1度の距離を28.2里としています。この距離は、誤差がわずか1000分の1程度であることが後世になって確認されました。 伊能忠敬の功績は、2020年に「我が国の測量史・地図史上における極めて高い学術的価値を有する」として、「伊能忠敬関係資料」の名称で国宝に指定されています。 撮影地:東京都江東区富岡 撮影及び文:研修センター専任講師 長澤 不二夫 ~編 集 後 記~ ▼平成26年度研修は、受講料を大幅に改定させていただいたことにより、皆様に大変なご負担をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。 このような中、多くの地方公共団体において前年と同人数の研修生をご派遣いただけましたことに、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。 ▼「一朝一夕で下水道技術者のスペシャリストが育つことは困難であり、短期間で着実に成果が上がる日本下水道事業団の研修へ毎年多くの職員が参加」(熊本市 岡本様)とのご指摘に、下水道技術者の養成という私どもに課された責務を改めて認識いたしました。 ▼また、「わが町に自慢のできる下水道、住民の宝として愛される下水道を構築し、誠心誠意がんばれ」(元尼崎市 渡邉様)との大先輩からのエールに、下水道を取り巻く厳しい現実に立ち向かう力を頂いた思いでございます。 ▼平成27年度が、皆様のまちにとりまして飛躍の年となりますようにご祈念いたします。引き続き日本下水道事業団研修も宜しくお願い申し上げます。(KT)

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