mizunowa49
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★講義の概要「県庁生活を振り返って」みると、思いのほかそう遊んでばかりではなかった、やる時には結構一生懸命だったな、頑張っていた自分を思い返す機会を与えて頂いたこと感謝しています。それでは講義でお話しした思い出のうち、3点ほどを要約してご紹介します。1.‌平成元年頃、流域下水道構成自治体のある町長が脱退宣言をしたこと。何度も町長室に足を運び、下水道の長所も短所も理解してもらった上で宣言を撤回してもらった時の安堵感は忘れません。2.平成10年頃、隣接県の自治体を本県の流域下水道に編入したこと。全国でもほとんど事例がなく県内部の調整もままならない状況でしたが、当事者自治体の下水道整備に対する強い思いや隣接する関係自治体との絆、国の熱い支援等により実現できました。3.‌平成14~18年頃、某流域下水道処理場の将来の能力不足への懸念から第2処理場構想を打ち上げ地元自治体や住民の方々に理解を求めたが、数年後には構想撤回への理解を求めることとなったこと。社会情勢の変化等による結果とはいえ、関係者の皆さんに多大なご迷惑をかけることとなりました。★特別講義を終えてまずは、私のつたない講義を最後までご清聴いただいた研修生の皆さんにお礼を申し上げます。また今回の講義で自らの足跡を振り返って思ったことは、仕事や趣味を通して人との出会いがあり、そして沢山の出会った人達に助けられながら今日まで歩んで来ることができたということです。今回も「音楽」がなければ、酒巻理事長、渡辺理事を始め埼玉県下水道公社の方々との出会いはなかったかもしれません。また、その後千葉において開催された全国下水道公社関係者の会合の場で酒巻理事長との再会を果たすことができ酒を酌み交わすことができたのも、出会いのご縁とありがたく思っております。正に「出会い」に感謝です。最後に、このような機会を与えて頂いた渡邊先生に改めてお礼申し上げて筆を置きます。第49号研修みずのわ(19)

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