mizunowa49
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皆様はじめまして。平成27年4月1日付けで、埼玉県から研修センターへ参りました佐々木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。まずは私の自己紹介からさせて頂くと、平成17年埼玉県に入庁、八潮新都市建設事務所で区画整理事業を担当、その後、河川砂防課で河川事業、そして平成23年4月から都市計画課で4年間公共下水道担当として市町村のパイプ役を務めて参りました。研修センターでは、実施設計コース担当として6月の「管更生の設計と施工管理(第1回)」を初めて担当し、困惑しながらも多くの方々の助言・助力により無事に進めることができました。その自信を得て、次の「推進工法」、「管きょ設計Ⅰ」、「設計照査(会計検査)」、「管きょ設計Ⅱ」、「コンサルタント研修技術者養成コース(土木)」、計画設計コースの「下水道事業の計画(都道府県構想)」を担当させていただきました。「管きょ設計Ⅰ」や「管きょ設計Ⅱ」の一部教科では、講師としても授業を受け持たせていただきました。どちらも県庁時代に経験した業務内容とは異なり戸惑うこともあり、研修生が不安に感じられた場面もあったと思いますが、外部講師の方々、研修生のご協力もあり、トラブルも無くコース運営ができたものと思っております。私自身は、平成23年11月の実施設計コース「管きょ設計・積算のチェックポイント」を研修生として受講した経験があります。3日間のコースでしたが、日本各地の研修生と開講コンパ以降の親睦を深めることができました。最終日には、研修センターの方々に盛大に見送っていただいたことも印象に残っています。現在はコース担当者として、コース運営の経験から感じた事がいくつかあります。それは、各自治体の皆様が研修に目的意識を持って参加され、課題の解決に向けて一生懸命に取り組まれているということです。講義以外の時間においては、全寮制の研修というメリットを最大限に活かし、毎晩、持ち寄った銘酒名産と共に親睦を深めて最終日には、まるで旧知の仲であったかのように別れを惜しむ姿を見かけます。コース担当としては、うれしい限りです。この研修で築かれた研修生同士の絆が研修における最も大きな財産になっていると思います。最後に、全国各地から参加される研修生の皆様にとって「今まで疑問だったことが判った」、「あっという間だった」と感じていただけるような有意義な研修となり、研修生相互の絆がさらに深まるよう研修センターの一員として一生懸命頑張りたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。(26)研修みずのわ第49号研修センター 准教授佐々木 健太郎

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