mizunowa49
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皆さん初めまして。私は、平成27年度の「管きょ設計Ⅱ」の研修を受講させて頂きました。兵庫県まちづくり技術センター 淡路事務所の前成 清二(まえなり せいじ)と申します。先日、渡邊先生の達筆な字で書かれた封書が事務所に届きました。何かあったのだろうか?と楽しみと不安な気持ちを持ちつつ開封したところ、事業団研修について、研修会報「みずのわ」への寄稿依頼がはいっておりました。最初に思ったことは、「えらいこっちゃ」又、頭使って考えなあかんな?そや、断る理由を考えて他の方に任せよう。あれこれ考えている内に、渡邊先生のお顔が目に浮かび、あれほどお世話になったのに何考えんや、「何でも挑戦や」と思いが変わりました。と言う訳で研修受講当時の想い出を書かせて頂きます。先ずは自己紹介から、私は年齢58歳、行政職1年目の新人であります。紙面を読んだ方から“え~”と声が出るのでは?約38年間民間に勤めており、平成27年4月から縁があり兵庫県まちづくり技術センターの淡路事務所で下水道工事の管理業務に就かせて頂いております。但し、下水道工事はまったくの素人です。日々、所長をはじめ諸先輩方から指導教育を受けておりました。そんな折り、事業団研修に行ってはどうですか?と先輩から声を掛けて頂きました。二つ返事で行かせて頂きます。と返事はしたものの事前資料を確認したところ、研修内容と期間に驚きました。16泊17日、朝から晩まで講義がぎっしり…又、ディスカッション課題・情報交換資料の作成、あれ?研修を甘く見ていたなと不安が出てまいりました。そうこうしていると、渡邊先生から幹事の指名がありました。お断りするつもりで、年齢・経歴・知識不足等等を説明致しましたが、それでも是非にと指名され幹事を引き受けることとなりました。不安だらけで研修当日を迎えました。いざ、日本下水道事業団研修センターへ~ 先ずは、渡邊先生と対面、暑さ真っ盛りの8月というのに、スーツ姿でそれも3ピース、私もスーツでしたが驚きました。第一印象は、手強い先生?幹事・副幹事と初顔合わせ、そして、役割の説明を受けました。なんと役割の多いこと…昼食をご馳走になり、開講式、北は岩手県、南は、沖縄県までの総勢31名、皆さんの緊張と不安、そしてはやる気持ちを感じました。早速、初日ながらディスカッション課題の討議を行いました。研修生の課題や諸問題を聴き意見交換を行いました。夕食は、歓迎コンパを開催し、自己紹介・お国自慢・故郷の土産自慢等を聴き、人となりを知ることが出来たことを思い出します。2日目からは、下水道概要から始まり、設計・関係法令・積算・実験・施設研修・特別講義、そして、効果査定と非常に内容の濃い講義を受けることが出来ました。私は、聞くこと見ること全てが新鮮で有り興味を持って取り組むことが出来ました。但し、他の研修生と比べて非常に知識に差があり迷惑をお掛けしました。近くにいる研修生に誰彼かまわず、質問責め、計算に至っては、公式の説明まで教えを乞う状態でした。研修生の皆さんは、最年長でありながら下水道の経験の無い私に優しく接してくれました。研修生の応援と後押しが非常に嬉しく、折角の機会を無駄にしないようにと励むことが出来ました。特にお世話になった講師は、実業務に携わっている熊本市の藤原主任・成松主任です。分かりやすく丁寧にいやな顔もせず、時間を掛けて設計方法を教えて頂きました。本当にありがとうございました。最後になりますが、下水道研修に参加させて頂き、先ずは、知識を習得することが出来ました。そして、仕事に対する考え方・取り組み方・行政職として有るべき姿を学ぶことが出来ました。そしてなにより多くの出会いが出来ました。渡邊先生初め講義をして頂きました講師の皆樣、事情団の職員の皆様、研修生の皆さんです。本当にお世話になりました。知り合えたことに大変感謝しております。修了式では、胴上げまでして頂き、幹事冥利につきました。研修生の皆さんが職場に戻り活躍している姿が目に浮かんでいます。私も皆さんに負けないように業務に励みます。本当にありがとうございました。第49号研修みずのわ(5)管きょ設計Ⅱを受講して兵庫県まちづくり技術センター 淡路事務所前成 清二

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