mizunowa50
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筆不精かつ文才の無い私に研修センター長自ら「みずのわ」の寄稿依頼の声をかけて頂き、誠にありがとうございます。承知しました!との回答しか許さない雰囲気と威圧感を感じながらも大変光栄であり、感謝申し上げます。きました。それと、研修期間中に、渡邊教授が誕生日を迎えられると伺いまして、研修生で考えたささやかなサプライズが、ホワイトボードの裏面にしたためた「おめでとうメッセージ」。その日も、幾つも授業があったのですが、このボードは途中でひっくり返されることなく役目を果たしました。真剣に授業を受けました。緊張した一日でした。研修センターを卒業して4年目の冬、渡邊教授が山口県にお立ち寄りになられることとなりました。教授とのご縁を再びと、県内各地から教え子が集まりましたが、全国で展開されている「みずのわ会」など、当時の私たちは知ることもなく、山口県からの研修生を称して、先生から頂いた愛称は「山口組」。あれが「山口みずのわ会」の発足だったとするならば、以降、毎年の開催で昨年5回目を迎えました。近くにお越しいただいた際に、山口県へお寄り頂いているのであります。「山口みずのわ会」の特徴は、事業団研修を夢見る若手職員が「来年は、私が渡邊コースにお世話になります。」と、予算規模を超えてる人数で渡邊教授に自己紹介してありますが、もっと大切なことは、多くの皆様方とお知り合いになれたということ、それが、その後の私の財産になっているということでもあります。素晴らしい方々に出会いました。会計検査情報のやり取りができるのも、旅先で遠慮なく再会できるのも、何だか人との繋がりが広範囲に広がった感じがあります。もう一つ、私、渡邊教授から幹事を命ぜられまして、先生が外部講師の方と会合をされる席に、副幹事と二人、同席させて頂きましたが、関東の自治体の知識豊富な上役の方と、技術屋談議に花を咲かせ、とても貴重な体験をさせて頂績を樹立され、誠におめでとうございます。この記念すべき年、機関紙「みずのわ」第50号に寄稿させていただける一人として、渡邊教授からのお誘いも有り難く、僭越では御座いますが、私も拙文執筆させて頂きます。事業団研修は、下水道事業に携わる職員にとっては、専門的な知識が習得できる場ではいるところでしょうか。渡邊教授のあるところ、人がつどい新たな人の繋がりが生まれます。私も「山口みずのわ会」で、県内の自治体職員の、何人と知り合いになれたことでしょうか。先日、卒業して9年目、渡邊教授とお食事をするだけの為に、研修センターへ登校しました。あの頃は、スカイツリーは無かったですね。しかし変わらぬ懐かしい事業団の建物が、そして渡邊教授が私を迎えて下さいました。めったとない上京でしたので、この機会にと、渡邊教授に翌日の行程を練って頂きましたこと、心より感謝申し上げます。東北の震災復興現場の状況をまじかに拝見して、改めて、私たち自治体職員が防災危機管理に携わる時、求められる最大限の危機管理能力とは何か。そんな問い掛けにも、答えられないであろう自分の未熟さを痛感しました。復興計画の早期達成を祈念いたします。思い出の写真を送ります。「事業団研修」と、「山口みずのわ会」です。叶うものなら、私、また再び、下水道課で働いてみたい。そう願っています。叶うものなら、もう一度、渡邊コースで学びたい。そう願っています。第50号研修みずのわ(14)5万人から6万人日本下水道事業団       研修が繋ぐもの 滋賀県琵琶湖環境部下水道課主査 山田 千尋

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