mizunowa50
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案内に従事しております。近頃は下水道に関心を寄せる若い世代が増えてきております。また海や川の汚れが深刻な外国の都市からも見学があり、技術職員の養成策が質問されます。日本語が出来る人ならば、事業団研修を検討するのも一つですと答えます。かつて私の担当コースで、中国天津市の職員が、三重県四日市市の準職員として維持管理宿泊研修に参加し、大成果を携えて天津市に戻られた実例もあります。友好都市受け入れの道が広がればよいと、研修部の一ファンとして期待しております。今年も、研修生たちは寝食を共にし、下水道について学び議論し、研修後も友好連絡体制を築いておられることでしょう。下水道界の底力の源泉のように思われます。研修生7万人達成を祝賀する輪に、私も加えていただき光栄であり感謝しております。みずのわの皆様、ご指導ご友情どうぞよろしくお願いいたします。日本下水道事業団研修センターのますますのご発展をお祈りいたします。の間、さて次のコースには一体どんなすごい方がお見えになるのか、楽しみであると同時に身の引き締まる思いで準備に入りました。開講式が2月の懇親会では「きのうはマイナス10度、吹雪でした」との挨拶があり、他方で「出る時は20度で桜は咲き始めてます」の挨拶もある。日本の広さを実感したものです。苦労話もありました。施設見学当日なのに、鉄道スト実施のニュースがあった時です。行くから待ってとバス会社に電話し、自宅からちゃりんこを飛ばし車庫に到着、大型バスに同乗し渋滞道路を研修本館まで誘導しました。今日は開店休業とあきらめていた研修生はコース担当がバスに乗って来たのでびっくり。のろのろ運転だが横浜市の処理施設を無事見学し、午後はあこがれの中華街での食事が実現できました。今更ながら外部講師の方々、そして研修生の現場実習や施設見学を快く受けて下さった自治体や企業の方々に深く御礼申し上げます。研修部で鍛えられた私は現在、都の水再生センターの見学(17)研修みずのわ第50号意気盛んな研修部(昭和59年度)熱心な研修生の方々(昭和60年度 総合管理)懇親会風景の一例(昭和60年度 水質Ⅰ)

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