H28下水道による都市浸水対策について(国土交通省)
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45下水道管きょ等における水位等観測を推進するための手引き(案)【背景】平成26年7月に策定された「新下水道ビジョン」においては、「雨水管理のスマート化」という概念が打ち出され、水位等の観測情報や施設情報、既存ストックの活用等、ハード対策に加え、ソフト対策・自助を組み合わせた、総合的な浸水対策を実施していくことが掲げられた。また、平成27年度からは、下水道浸水被害軽減総合事業を活用して、総合的な浸水対策を実施する場合には、水位観測計画を定めることが義務付けられている。【適用範囲】雨水管理に関する計画の策定時において、下水道の雨水管や合流管等での水位等観測を実施する場合に参考とするものとする。水位等観測の手順の検討観測目的水位等の観測手順基礎調査調査地点の選定観測項目・精度及び調査期間の設定水位計の選定設置・維持管理手順の検討観測情報の活用検討水位等観測計画の策定水位計の統一規格(案)を作成•FS調査で公募した水位計メーカからの情報をもとに水位計の統一規格(案)を作成【計画時】 1.現状の能力評価検討の精度向上  (1)ネットワーク構造等の妥当性確認  (2)有効雨量の算定のための係数設定 2.施設計画の検討精度向上【運用時】 1.ポンプやゲート等の運転制御 2.水防管理者等への情報提供 3.対策施設等の浸水被害軽減効果確認備考暗きょTYPE.1-1TYPE.1-2・設置作業が可能な口径φ800以上・空中超音波式、潜水超音波式、電波式は満管時計測不可マンホールTYPE.2-1TYPE.2-2空中超音波式、潜水超音波式、電波式は満管時計画不可開きょTYPE.3-1TYPE.3-2側溝TYPE.4-1・運用時における側溝での水位観測は不要・蓋無しの場合に限り、空中音波式、電波式、画像式の計測可能地上TYPE.5計画時における地上での水位観測は不要センサー設置場所

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