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9/15 浄化槽システムの概要

各家庭の敷地内に設置される汚水処理システムとして、浄化槽システムがあります。 浄化槽には、し尿のみを処理する単独処理浄化槽と、し尿と生活雑排水を一緒に処理する合併処理浄化槽があります。 単独処理浄化槽は、環境負荷の高い生活雑排水を同時に処理しないため、2001年4月から新設が禁止されました。 合併処理浄化槽の処理水質は、BODで1リットル当たり20ミリグラム以下と定められています。 浄化槽は、個人が設置するものと市町村が設置するものがあり、専門的な知識を有する浄化槽管理士により、一定の技術基準のもとで維持管理されています。 また、浄化槽内にたまる浄化槽汚泥を定期的に引き抜き処理処分する必要があります。 浄化槽汚泥の処理は、し尿処理または汚泥再生処理センター、一部は下水道終末処理場で行われています。