雨水通信教育システム~雨道場~ No.006
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.2月号No.006計画規模を超える局地的な大雨に対する新たな雨水管理計画策定に係る調査検討会○現在、神奈川県厚木市、愛知県岡崎市をモデルに、既存ストックを活用した浸水対策の実行可能性調査(フィージビリティースタディー調査(FS調査))を実施しています。現在の検討概要を御紹介します。①水位至上主義!水の流れがどのようになっているのかを把握することでストックを活用した対策の全てが始まる。②さらに様々な情報ストックを活用・降雨の降り方の傾向(天気図など)・降水量(X-RAINなど)・過去の浸水被害の傾向(被害実績)・地表面の水の流れ(標高、土地利用など)・放流先の吐口の状況・放流先の水位の状況等③正確なキャリブレーションの実施観測した水位とモデル上の水位の整合を図り、きめ細やかな対策を講じるために必要なモデルの精度を向上させる。複数の重要な地点の水位観測結果を基にキャリブレーションを実施⑤安くて早い対策手法の立案(議論中)・既存ストックの活用を視野に、シミュレーションを活用して、安くて早い対策手法を検討④下水道管内の水の流れをシミュレーションし弱部を把握⑥既存ストックの活用を進めるための重要な要素の検討(議論中)【検討内容の例】人孔内における水位計の設置風景開水路の水位計の設置風景

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