雨水通信教育システム~雨道場~ No.007
32/42

第1問既に下水道による浸水対策に着手し、ストックが一定の効果を発揮している都市においては、今後、更なる浸水対策を行うにあたっては、動水勾配等により現況および既定計画の下水道施設について能力評価を行うと共に、ゲリラ豪雨等のこれまでの計画降雨を上回る大雨に対して、浸水被害の要因に応じた付加的な施設整備や施設操作の改善等のきめ細やかなハード・ソフト対策により、浸水被害の軽減を図ることが重要です。そのための評価・検討手法として推奨される流出解析モデルを用いた浸水シミュレーションの活用が考えられる場面として、最も不適当であるものを選びなさい。【問題】(基礎問題)①より詳細な浸水状況の把握や浸水の軽減効果などの対策の評価②浸水の発生が懸念される地区の予測と浸水被害規模の想定③ポンプ排水の必要性の判断④圧力状態となる区間の把握⑤圧力状態を前提とした雨水流出量に基づいた新規の管きょ断面の決定雨水通信教育システム~雨道場~2015.5月号No.007日本水工設計㈱の協力により作成応用編32

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です