雨水通信教育システム~雨道場~ No.007
5/42

「都市域レーダシステム」、「短時間降雨予測モデル」、「高速流出解析システム」を組み合わせた雨水管理技術を導入し、自助・共助の促進、雨水貯留施設能力の最大活用等に資する情報を活用することにより、浸水被害の軽減を図ります。雨水通信教育システム~雨道場~H27年度のB-DASHプロジェクトの実施技術として、「都市域における局所的集中豪雨に対する雨水管理技術実証事業」が選定されました2015.5月号No.007実証事業実施者メタウォーター(株)・(株)新日本コンサルタント・古野電気(株)・江守商事(株)・(株)日水コン・神戸大学・福井市・富山市共同研究体実証フィールド福井市:(自助支援)橋南、加茂河原・小山谷排水区238ha、(施設運転支援)狐川右岸第6、下北野排水区284ha富山市:(自助支援)呉羽排水区200ha5(1)小型で安価な降雨レーダを複数設置し、積乱雲等を早期かつ着実にキャッチすることで、今降っている雨の量を正確に計測します。(2)「短時間降雨予測モデル」によりこれから降る雨の量や場所を予測します。(3)(1)および(2)の情報に基づいて、「高速流出解析システム」で短時間に解析することで、いち早くどこのエリアで、どれだけ溢れるか、また、雨水貯留施設等にどれだけ雨が流入するかを予測し、リアルタイムに情報を配信します。(4)配信情報を活用することで、避難や土のう等の設置に対応する時間の確保が可能となり、また、雨水貯留施設の排水ポンプを放流先の状況に応じて、できる限り排水するこどで貯留量を最大限確保することが可能となり、浸水被害の軽減を実現します。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です