雨水通信教育システム~雨道場~ No.008
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雨水通信教育システム~雨道場~最大規模の洪水、内水、高潮への対応を開始しました(2/2)2015.7月号No.008浸水想定(洪水、内水)の作成等のための想定最大外力の設定手法内水浸水想定区域図作成の手引き「水防法等の一部を改正する法律」の施行により、水防法における想定し得る最大規模の洪水、内水、高潮への対応が始まりました。「雨水出水特別警戒水位の設定要領」、「浸水想定(洪水、内水)の作成等のための想定最大外力の設定手法」、「内水浸水想定区域図作成の手引き」など、改正水防法に関連するマニュアル等を国土交通省のホームページで公表しましたので、ご参考にしてください。日本を降雨の特性が似ている15の地域に分け、それぞれの地域において観測された最大の降雨量により設定することを基本•水位周知下水道について、都道府県知事または市町村長は想定最大規模降雨による内水で浸水が想定される区域を内水浸水想定区域(水防法第14条の2に規定する雨水出水浸水想定区域をいう。)として定める必要があります。•上記設定手法により定めた想定最大規模降雨を外力として、浸水シミュレーションにより内水浸水想定区域図の作成を行うこととしています。•本設定手法は、「水防法等の一部を改正する法律」等を踏まえ、想定最大規模降雨を設定するための基本的な手法を定めるものです。•今後、水防法による浸水想定区域の作成をはじめ、施設の能力を上回る外力により氾濫等が発生しても人命、資産、社会経済の被害をできる限り軽減する減災対策に取り組むことを目的としています。4

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