雨水通信教育システム~雨道場~ No.009
19/38

雨水通信教育システム~雨道場~2015.9月号No.009【問題の回答・解説・基礎知識の学習】(基礎知識)第2問の回答(参考)前述の合理式合成法10分ピッチ降雨の計算では、流域は矩形で均等に分割されることを前提として算定しています。ただし、実際の流域は多角形で不均等な分割になることもあります。この場合、右の計算例のようにピーク量が異なる(大きくなる)こととなります。この算定方法は、「タイムエリア法(時間面積法)」と呼ばれ、近年、分布型流出解析モデル等に適用される事例が増加しており、注目される方法と言えます。A1=60haA1=60haA1=60haA1=30haA1=80haA1=70haピーク流出量25.001m3/秒ピーク流出量27.408m3/秒流域の形状によりピーク量が異なる流域の形状=矩形・均等流域の形状=多角形・不均等(株)NJSの協力により作成導入編19

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です