雨水通信教育システム~雨道場~ No.010
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.11月号No.01020【問題の回答・解説・基礎知識の学習】(基礎知識)第2問の回答・・・①水の流れについて考えると、水路断面(水深:H)、流積(A)、潤辺(S)、径深(R)があり、水の流れを計測する指標として、流量(Q)、流速(v)があります。流量Qとは、単位時間に流積を通過する水の体積をいい、流速vとは水を小さな粒子の集まりと考えたとき、流積内のある点を通る粒子の速度を言います。流量Q、流積A、平均流速vの関係は、次式のとおりです。Q=Avから、流積A=Q/v=50/2.5=20m2台形の面積から水深Hを逆算する(BをHで表現する)A=(B+3)/2×H=(3+2H)+3/2×H=20H2+3H-20=0水深H=(-3+√(32-4×(-20))/2=3.22m潤辺Sを求める(側壁の長さは三平方の定理を用いる)潤辺S=3+2×√(3.222+3.222)=12.1m径深R=A/S=20/12.1=1.65m重要公式Q=AvR=A/Sオリジナル設計㈱の協力により作成導入編

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