雨水通信教育システム~雨道場~ No.010
24/40

雨水通信教育システム~雨道場~2015.11月号No.01024【問題の回答・解説・基礎知識の学習】(基礎知識)下図のように、管の断面が急に縮小する場合、縮小部のすみに渦ができて急縮による損失水頭hscが生じます。hsc=fsc×v22/2gV2は縮小後の細い管の流速で、急縮損失係数fscは下表に示すとおりです。D2/D10.10.20.30.40.50.60.10.80.91.0FSC0.410.380.340.290.240.180.140.090.090.00【回答】表を用いてD2/D1からfSCが決まります。D2/D1=0.2/0.8=0.25、表に0.25の値がないので0.2に対する値と0.3に対する比例で求めると、fsc=(0.38+0.34)/2=0.36となります。縮小後の流速v2=Q/A2=0.1/(π×0.22/4)=3.18m/shsc=fsc×v22/2gより0.36×3.182/2×9.8=0.186※土木学会:水理公式集第4問の回答・・・①オリジナル設計㈱の協力により作成D1v1①②(位置水頭):z1z2D2v2(圧力水頭):P1/ρgP2/ρgv22/2g(速度水頭):v12/2ghsc:(急縮による損失水頭)基準面P:圧力,ρ:水の密度出典:絵とき水理学導入編

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です