雨水通信教育システム~雨道場~ No.010
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.11月号No.01025【問題】(ケーススタディー)第1問わが市では、近年の都市化の進展や気候変動による集中豪雨の増加に伴って、雨水流出量が増大し、市内の各地で浸水被害が発生しています。浸水被害は下水道幹線付近や末端に近い枝線付近など、様々な箇所で発生しています。雨水管渠の整備や増強が困難な状況のため、貯留施設での浸水対策を検討しています。貯留施設にはオンサイト貯留とオフサイト貯留がありますが、効果的な施設の配置を検討しているところです。オンサイト貯留は、貯留施設直近の下流施設への効果は大きいものの、下水道幹線や河川など主要施設まで流下した際の流出抑制効果は低いです。オフサイト貯留は、流出した雨水を集水して下水道幹線等から分水して貯留する施設です。以下のような浸水に対して、オンサイト、オフサイト、どちらの貯留施設を配置するのが効果的でしょうか?①枝線の能力不足による浸水②幹線の背水の影響による浸水(株)NJSの協力により作成▲雨水流出抑制対策の分類導入編

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