雨水通信教育システム~雨道場~ No.010
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.11月号No.01029【問題】(ケーススタディー)第2問本市では、近年の豪雨により浸水被害が発生しており、その対策が急務となっています。本市の計画降雨は10年確率降雨(60mm/hr)ですが、この計画規模に対応した雨水施設整備には長い整備期間と莫大な費用を要します。また、近年の豪雨は、下水道の計画レベルを超過する降雨となっています。本市では、10年確率降雨に対し、溢水することなく完全に浸水を防除(=「完全ドライ」)するには、雨水管改修、増補管や貯留施設の新設など複数の対策を実施する必要があります。以上を踏まえ、下記の問題に答えてください。①下水道施設の最終目標である「完全ドライ」をすぐに達成することが困難な場合、段階的な目標はどのように考えればよいでしょうか?②浸水対策に要する事業費は膨大です。投資効果を早期に得られる事業を選定するためには、どのような評価手法を用いればよいでしょうか?(株)NJSの協力により作成導入編

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