雨水通信教育システム~雨道場~ No.010
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.11月号No.01034【問題】(基礎問題)㈱東京設計事務所の協力により作成国土交通省水管理・国土保全局では、近年、短時間の局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)等により、浸水被害が多発していることから、この対策として、局地的な大雨に対しても住民が安心して暮らせるよう、河川と下水道のハード整備や、住民の避難行動を支援するためのソフト対策により、住宅地や市街地の浸水被害等の軽減を図る、「100mm/h安心プラン」登録制度を平成25年度に創設した。「100mm/h安心プラン」に関する次の記述のうち、不適切なものを選べ(複数回答可)。第2問①「100mm/h安心プラン」の策定にあたって、市町村、河川管理者、下水道管理者を含む協議会を設立し、計画策定主体とした。②現行の河川計画降雨規模は60mm/h、下水道計画降雨規模は40mm/hであるが、「100mm/h安心プラン」で目標とする降雨は80mm/hとした。③「100mm/h安心プラン」の策定にあたって、下水道から河川への計画排水量が増大するが、現行の河川整備計画断面では能力が不足するため、河川の断面を拡幅する河川改修計画を「100mm/h安心プラン」に位置づけた。④下水道事業を実施していない地区で、局地的な大雨による浸水被害が頻発していることから、当該地区を対象として「100mm/h安心プラン」を策定、登録することとした。応用編

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