雨水通信教育システム~雨道場~ No.11
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雨水通信教育システム~雨道場~雨水通信教育システム~雨道場~事務局E-mail:hashimoto-t92tc@mlit.go.jptel: 03-5253-8432 1[2016年1月号]事務局の橋本です。新年あけましておめでとうございます。本年も引き続き「雨水通信教育システム~雨道場~」のご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。雨道場も、気付けば第10号の大台を突破し、本号が第11号となりました。これもひとえに、発刊にご協力いただいた皆様、そして、ご愛読いただいている会員の皆様のおかげです。ここに深くお礼申し上げます。都道府県における浸水対策に係る市町村下水道職員向けの勉強会等につきまして、年度内に全都道府県で開催見込みとなっております。開催報告等にご協力いただきました各都道府県の皆様、誠に有難うございました!国土交通省『雨水対策に係る最近の動き』■「国土交通省気候変動適応計画」を公表しました(H27,11.27)地球温暖化の進行がもたらす気候変動等により懸念される影響は、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減と吸収対策を最大限実施したとしても完全に避けられず、影響に備えるための「適応」が必要だとされています。そこで、平成27年11月27日、気候変動の影響への適応計画が閣議決定されたことに伴い、「国土交通省気候変動適応計画」を公表しました。参考:http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_fr_000130.html■第1回「水害ハザードマップ検討委員会」を開催しました(H27,12.14)水防法改正や平成27年関東・東北豪雨等を踏まえ、水害ハザードマップをより効果的な避難行動に直結する利用者目線に立ったものとするため、「水害ハザードマップ検討委員会」を設置し、利用者目線に立ったハザードマップの改善等について、議論いただいております。参考:http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/suigaihazardmap/index.html2016.1月号No.011■新たな雨水管理計画策定手法に関する調査検討会のハード・ソフトWGで各技術資料の策定等を検討中です(H27,11~)「新たな雨水管理計画策定手法に関する調査検討会」(委員長:古米弘明東京大学大学院教授)の下に設置したハードWGとソフトWGにおいて、下水道浸水被害軽減総合計画マニュアルの改訂、雨水版都道府県構想ガイドライン、官民連携した浸水対策の手引きの策定、水位周知下水道制度に係る手引き、水位等観測を推進するための手引きの策定等を検討しております。■平成28年度予算:雨に強いまちづくりを推進します(H27,12.24)平成27年12月24日に政府予算が閣議決定されました。平成28年度より「効率的雨水管理支援事業制度」を創設し、浸水被害が頻発している一般市の住宅地等において、浸水リスクに応じたきめこまやかな目標設定と、迅速かつ経済的な対策を実施するための、浸水シミュレーション等に基づく計画の策定、既存施設を最大限活用した下水道整備や止水板の設置等を支援します。市町村下水道職員向けの勉強会等年度内に全都道府県で開催見込み写真:水害対策係長・金城■「水防法等改正に伴う下水道雨水対策の推進に向けた都市会議」を開催しました(H28,1.26)平成28年1月26日に「水防法等改正に伴う下水道雨水対策の推進に向けた都市会議(第3回)」を開催し、東京都、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、福岡市とともに、水位周知下水道の指定に向けたロードマップ(標準型)等を整理しました。

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