雨水通信教育システム~雨道場~ No.12
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雨水通信教育システム~雨道場~【問題の回答・解説・基礎知識の学習】(ケーススタディー)本事例における水位計設置箇所については、浸水が想定される箇所や浸水要因箇所(機器水没防止の観点から溢水が生じにくい箇所)などに水位計を設置することが考えられる。なお、本事例では、これらが枝線部にあたるため、長期的に改築等の変更の可能性があること、満管水位等への到達頻度が比較的高くなる可能性があることが想定されることから、幹線や増補管にも水位計を設置することも想定される。※水位計の設置にあたっては、まず、水位観測モニタリングを実施し、当該ルートにおける水位関係や設定した内水氾濫危険水位の到達頻度などを分析した上で水位計設置箇所を見直し、本設を行うことが望ましい。2016.3月号No.012㈱日水コンの協力により作成※問題の回答・解説は、あくまで問題作成者の見解であり、個別の事象を適切に解決できるものとは限りません。36(水位計設置候補箇所)枝線区間の流下能力不足により、弱部箇所上流側で動水勾配が急激に大きくなり、枝線上流部の地下街出入口付近で溢水が生じている。一方、下流部においては、自由水面が確保されている。応用編

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