雨水通信教育システム~雨道場~ No.12
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5雨水通信教育システム~雨道場~2016.3月号No.012平成27年度GAIAプロジェクト中間成果報告会を開催しました平成28年2月26日、GAIAプロジェクト(下水道技術研究開発)の中間成果報告会を開催し、研究者、傍聴者など、計80名程度の皆様にご参加いただき、産学官交えた意見交換がなされました。本号では、「都市浸水対策に関する技術研究開発」(平成27年度より実施)の2つの技術概要について紹介します。開催日時:平成28年2月26日(金)13:10~17:40開催場所:(公財)日本下水道新技術機構主催:国土交通省水管理・国土保全局下水道部第1部:下水処理における微生物電池活用に関する技術研究開発(13:10~13:50)①「グラフェン-酸化グラフェン還元微生物複合体を用いたバイオマス電力生産技術の下水処理施設への適用検討」代表者:日本工営(株)上下水道部次長飯田和輝②「微生物燃料電池による省エネ型廃水処理のための基盤技術の開発」代表者:岐阜大学流域圏科学研究センター准教授廣岡佳弥子第2部:都市浸水対策に関する技術研究開発(13:50~14:30)①「都市型水害軽減に向けた土壌改良による流出抑制技術の構築」代表者:九州大学持続可能な社会のための決断科学センター助教厳島怜②「河川・下水道のシームレスモデルを用いたリアルタイム浸水予測手法の開発」代表者:土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター専門研究員渋尾欣弘第3部:食と下水道の連携に関する技術研究開発(14:45~16:05)①「好塩古細菌を用いたカリウム資源回収の実用化に関する技術開発」代表者:北海道大学大学院工学研究院教授高橋正宏②「下水を利用して培養した微細藻類による漁業飼料生産技術の開発」代表者:中央大学理工学部准教授山村寛③「下水処理水再利用による飼料用米栽培に関する研究」代表者:山形大学農学部教授渡部徹④「下水汚泥を用いた高付加価値きのこの生産技術及びその生産過程で発生する廃培地・炭酸ガスの高度利用技術の開発」代表者:鹿児島工業高等専門学校教授山内正仁⑤「消化汚泥の肥料利用に関する研究」代表者:高知大学教育研究部教授藤原拓第4部:流域全体における資源・エネルギーの最適管理に資する技術研究開発(16:20~17:40)①「雨天時に市街地から流出するノンポイント汚濁負荷量の予測モデル開発」代表者:広島大学大学院工学研究院准教授尾崎則篤②「都市域路面排水の低環境負荷型処理による用途別水資源としての利用可能性の検討」代表者:京都大学地球環境学堂准教授田中周平③「下水道資源・エネルギーを最大限に活かした希少水草栽培および微細藻類培養・エネルギー生産」代表者:長岡技術科学大学環境社会基盤工学専攻准教授姫野修司④「地域の汚水組成とその長期変化に応じて最適処理プロセスを設計するための技術」代表者:北九州市立大学国際環境工学部教授安井英斉⑤「下水処理施設の高品質資源回収・流域リスク低減拠点化を目指したオゾン処理導入技術開発」代表者:京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻助教日髙平平成27年度GAIAプロジェクト中間成果報告会~下水道の「変態」について語ろう~

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