B1-1
16/17 最終電子受容体

【テロップ】
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【ノート】
好気プロセスと嫌気プロセスの違いを、処理に関与する最終電子受容体、すなわち、生物が利用できる酸素の形態によって分類すると、次のようになります。  #1 先ず、好気-プロセスは、最終電子受容体として、酸素のみを利用します。反応例としては、酸素呼吸と硝化があります。  #2 次は、嫌気-プロセスですが、嫌気-プロセスは、さらに、無酸素-プロセスと嫌気-プロセスに分けることができます。 無酸素-プロセスでは、酸素の代わりに、硝酸イオンが最終電子受容体になります。反応例としては、脱窒があります。  #3 嫌気-プロセスは、最終電子受容体が不要で、反応例としては、発酵があります。 生物処理では、通常、処理の目的に応じて、これらのプロセスを組み合わせて、処理が行われます。