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5/17 排水処理の基本フロー

【テロップ】
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【ノート】
これは、下水処理における、一般的な処理フローを示したものです。 下水の 汚濁物は、生活排水に由来する有機性の固形物や溶解性物質が主体です。 そこで、処理過程では先ず、  #1 粗大固形物のスクリーン除去、  #2 砂分の沈殿分離、  #3 固形性有機物の沈殿分離、という順に、物理処理を行います。  #4 次に、活性汚泥法という生物処理を行います。 沈殿除去できなかった有機物を、活性汚泥という微生物の集団に摂取させて、固形物に変換します。  #5 そして、後段の物理処理により、微生物を沈殿分離します。  #6 最後に、塩素などを加える化学処理により殺菌し、安全な水にして放流します。 一連の処理の中では、活性汚泥法という生物処理が、処理水質や処理の効率に、最も影響が大きく、重要なプロセスになっています。