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就任のご挨拶 研修センター所長 藤本 裕之 平成25年4月1日に当研修センターの所長に就任しました、藤本と申します。遅ればせながらですが、紙面をお借りして、就任の挨拶をさせていただきます。 昭和55年にJSに採用され、30年と少しになりました。その間、国内各地で勤務し、海外勤務も経験しましたが、研修センター勤務は初めてです。今は組織再編により本社に移ってしまいましたが、技術開発部に2年間勤務したことがありますので、戸田勤務は2回目となります。 さて、下水道普及率の向上による充足感、公共投資の縮小、さらには団塊世代の大量退職と、下水道事業における人材は急激に減少に向かっています。これに反して、老朽化施設の良好かつ十分な管理の必要性や、更なる下水道普及の必要性が言われています。このため、現場に立脚した、実践的な知識・技術を身につけた人材の育成が急務となっています。 当研修センターでは、計画、設計、施工監理、維持管理、さらには経営と、下水道事業を網羅した研修を行っています。さらに、「実務者の育成」を目標として、講義に加えて積算・製図・水質分析などの実習を重視した研修を実施しています。この様な下水道に特化した研修機関は珍しく、「世界で唯一の下水道専門研修機関」を自負しているところです。 また、当研修センターでは、基本的に全寮制で研修を行っています。全寮制の最大の特徴は、研修生同士のコミュニケーションが促進され、研修終了後もそのネットワークが継続すること、と考えています。このような実践的な研修内容と研修生同士のコミュニケーション促進を行い、「下水道人」の育成にいくばくかでもお役に立てれば、と思っています。 私自身は、皆様に直接講義することはありませんが、裏方の一員として皆様に満足をいただけるよう、努力して参ります。諸般の事情により、来年度には受講料の改定をさせていただきますが、研修生の皆様に、「参加して良かった」と思っていただけることを最大の目標にして、研修センターの運営に努めて参ります。研修センターでの研修の他にも、皆様の近くで開催する経営セミナーなども実施します。是非、日本下水道事業団の研修にご参加ください。 研修センター次長兼研修企画課長 高村 和典 研修「みずのわ」をお読みくださっている皆様、はじめまして。 平成25年4月1日付で研修センター次長兼研修企画課長を命ぜられました高村と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 昭和61年に日本下水道事業団に採用以来、JS各部署、建設省、国土交通省出向等を経験し、JSの福井、北陸の事務所で処理施設、雨水貯留管等の施工管理業務を経験した後、前職は北海道総合事務所においてプロジェクトマネジメント業務、施工管理業務に携わっておりました。 研修センター勤務は2回目で前回は平成16年から平成19年まで4年間研修企画課で研修計画策定、研修生募集、講師派遣依頼関係の業務に携わっており、5年ぶりの勤務になります。 私個人も過去に研修生として3回研修受講経験があります。(昭和62年度工事管理Ⅱ、昭和63年度処理場設計Ⅱ、平成元年度認可Ⅱ)研修受講からは時間がたち受講した講義の印象はかなり薄らいでいるのですが、全国各地から来られた同じ研修受講生の皆さんと楽しく酒を飲んだこと、初夏で暑かった2段ベット4人部屋の生活は懐かしく思い出されます。 寮室にはエアコンが設置され2段ベットはシングルベットになりましたが、研修生同士の交流は変わらず皆さん仲良くなってお帰りいただいているようです。自分自身も研修生の方々を見ているともう一度研修生として受講してみたいと思うときもあります。 今後もニーズに合った新たな研修の企画や楽しく研修が受講できるような環境の整備に努力したいと考えております。研修に関して「みずのわ」の読者の皆様のご意見をお寄せいただければ幸いです。 今後とも研修センターにご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いします。 (2)研修みずのわ第47号就任のご挨拶研修センター次長兼研修企画課長高村 和典研修センター所長藤本 裕之

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