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寄稿(同窓会ニュース) さいたま市から「関東みずのわ会」にエールを! さいたま市建設局長 川守田 賢一 私と日本下水道事業団(いや、渡邊良彦先生&仲間のみなさん)との関わりは、昭和58年2月の管きょ設計Ⅱを受講した頃から本格的に始まりました。 当時、私の上司であった、旧浦和市下水道部の石橋先生(私が人生の師と仰ぐ方)が事業団に出向したのは、研修終了後まもなくのことでした。私は、石橋先生の関係資料を何度となく研修所へ持参するうちにだんだんと深み(?)に入っていきました。後に分かったことですが、以前から東京都、横浜市、千葉市、川崎市、現さいたま市は、事業団と緊密な友好関係にあり、下水道技術者養成支援のため職員を定期的に出向させていたとのことでした。 このような経過を改めて振り返った時に、現在の私の立場からすると、「下水道事業の普及発展・健全経営」の推進に対し、大きな使命感をひしひしと感じる思いです。先輩諸氏が脈々と築いて来られた重責をしっかり継承しようと思う今日この頃です。 ところで、私と「関東みずのわ会」の縁ですが、先ほどの自治体のほか、茨城県、栃木県、遠くは福島県に及ぶ自治体から、「下水道を心から愛する仲間」が、事業団(埼玉県周辺)に集結して来たところに再三お邪魔させていただいたことがきっかけです。多くの下水道仲間が集う研修という水面に、渡邊先生のもたらす一雫により少しずつ波紋が広がり、各自治体や家族等の活発な情報交換を行うなど、まさに「みずのわ」の絆を深めているところです。 もちろん、常任幹事長であります渡邊先生のおかげで回数を重ねることができることを感謝しつつ、私個人としてもこの会をこれからの人生の修行場として,さらに自己研鑽を積み上げていきたいと考えています。 ところで、平成25年度末で退職予定のメンバーは、私を含め6人とお聞きしていますが、退職後も引き続き参加させていただきたいと考えています。 「関東みずのわ会」の今後につきましても、渡邊先生を中心に、会員の拡充・世代交代を行うとともに、下水道技術者の交流・人材育成・継承などの充実を図っていくことが求められているものと思います。この会がいつまでも継続し、「人づくり」、「まちづくり」に大きく寄与できることを確信するものです。 最後に、「関東みずのわ会」と日本下水道事業団研修センターのますますのご発展、並びに会員のみなさまのご健勝・ご活躍を心からご祈念申し上げまして、私からのエールとします。 (昭57『管きょ設計Ⅱ』受講) 関東みずのわ会関係者と(前から2列目、右から5人目が川守田様) 第47号研修みずのわ(5)さいたま市から「関東みずのわ会」にエールを!さいたま市建設局長川守田 賢一寄稿(同窓会ニュース)

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