mizunowa50
25/48

業団との縁を感じ、事業団という共通点を持つことで夜の交流会まで盛り上がり、タイ技術者との信頼関係を深めることができました。時の流れは早く、顧みれば事業団講師も途切れること無く今年で25年目を迎え、講義は約百回、千人を超える研修生と向き合いました。講義の評価は皆様にお任せしますが、これまで彩の国下水道塾での講演をはじめ、様々な講義や研究発表においては、事業団講師を務めたからこそ得られた貴重な情報が大いに役に立っています。そして昼の講義では言えない本音を語り合う研修生との夜会(お誘い大歓迎、気軽にお声掛けを!)、下水道の歴史は夜に作られるのです。そんな人と人との繋がりの大切さ、まさに人脈こそ宝であると深く感じ入っている次第です。結びに、この四半世紀を振り返る機会を頂きました細川所長、渡邊特任教授をはじめ研修センターの皆様には深く感謝致すとともに、事業団が下水道の実践的ノウハウ継承の拠点として益々発展し、みずの和を以て貴しとなすことと衷心より願っております。な白洲次郎がイギリスで乗っていたベントレーを始め吉田茂のロールスロイスなど歴史的に非常に貴重なクルマたちが動態保存されています。メンテナンスが的確なら百年経っても現役、これは設備の維持管理と全く同じこと、整備技術即ちノウハウの大切さを物語っています。見学は無料、週末スタッフの私がご案内致しますので、是非一度ご来場を!日本の歴史の1ページを直に感じてください。また、毎年5月3日(雨天翌日)、加須市民平和祭に併催して、KAZOクラシックカー・フェスタも実行しています。往年の名車が好きな方には垂涎のイベントとの評判です。ご来場をお待ちしています!話を戻して、平成24年。JICA草の根支援活動において、海外派遣の技術指導員に選任されタイ王国へ渡った時、現地で話を聞けば、過去に事業団による技術支援を受けていたとのこと。遠くタイ王国まで来ても事ます。研修生との情報交換も私にとっては大変有益です。今では維持管理コースのみならず、経営コースや計画設計コースまでも講師のご指名を頂き、身に余る光栄です。「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」そう、もはや講義は楽しむものと!楽しむと言えば、クルマ趣味も外せません。私の住む加須市は今やクラシックカーの聖地であり、加須観光大使が所有するクラシックカーミュージアムが世界的に人気です。私の大好き(23)研修みずのわ第50号

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です