mizunowa50
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のにも代えがたい「人のつながり」であったと感謝の思いを新たにしました。これからも回を重ね、皆さんと末永く交流を深めていきたいと思います。最後になりますが、JS研修センターと関係の皆様のご発展、そして、全国の〝みずのわ〟がますます広がることを祈念申し上げます。時間。私自身も皆さんから元気をいただきました。そして、お互いの健康と再会を約束し散会となりました。(後日談ですが、この後も二次会、三次会と梯子して終電と競争する事態となった輩もいたとか・・・。)この原稿を書きながら、JSの研修で培ったのは、ただ実務上のスキルにとどまらず、何も専らの話題としては、研修時の失敗談や私生活の近況報告、昨今の下水道に関しての会話ですが、参加者全員のことをつぶさに覚えていらっしゃる渡邊先生の記憶力には、ただただ驚くばかりです。きっと、人と人の繋がりを大切にされるからこそ、記憶が薄れないのでしょう。また、人脈の広さは観光大使として最適任で、益々ご活躍されることと存じます。そこで、この寄稿にあたって、下水道事業団研修に関する人と人の繋がりと人脈について一つご紹介します。熊本市は、毎年、事業団研修に多くの職員が受講していますが、数年前より講師についても派遣しております。今年も私と同僚2名で7月に講師をした際に、恒例となっている熊本市と『関東みずのわ』懇親会を渡邊先生に企画していただきました。今回は、熊本地震後であったので「元気を出そう熊本会」と銘打って、さいたま新都心と神楽坂の2箇所で開催されたところです。メンバーは、下水道事業団の先生を始めとし、事業団へ出向されていた自治体の元先生、自治体の現職・OBの方々等で、地域や世代を超えた『みずのわ』繋がりとなっています。初めてお会いする方も乾杯のころには、旧知の仲であったように話しが弾み楽しい一時を過ごすこととなります。年に一度、酒を酌み交わすだけの関係ですが、この繋がりは深く、そして強いものとなっています。先の熊本地震の際も、早々に電話やメールで「ご自身やご家族は大丈夫ですか」「辛いでしょうが頑張ってください」「必要な物資は有りませんか」等、沢山の励ましの言葉をいただき、大変、心強く感じました。まさに『みずのわ』の名前の由来のごとく、一都市から全国の都市へと大きな繋がりが生まれております。今後は、この繋がりが永く、広く、より強く続いていけばと思う次第です。この紙面を少しお借りして、「元気を出そう熊本会」に参加していただいた、梶原様、土屋様、岡本様、大鹿様、山本様、粕谷様、稲田様、柴田様、青木様、川守田様、望月様、この度、下水道事業団研修生7万人達成おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。私も、事業団研修に参加した一人として、この7万人達成に貢献できて大変嬉しく思います。今後は、研修生10万人達成を目指されて、更なる下水道事業団研修センターの発展を祈念しております。さて、表題の『熊本会』は、毎年3月に渡邊先生(橿原市観光大使)が来熊される際、県内の下水道事業団研修生OB、OGが集まり盛大に執り行われます。昨年度は、33名が参加し先生と楽しい時間を過ごしました。(33)研修みずのわ第50号『熊本会』から『みずのわ』への繋がり~ 熊本市上下水道局 計画整備部計画調整課課長補佐 岡本 吉弘

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