Microtunnelling-jp
6/30 推進工法用立坑

【テロップ】
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【ノート】
推進工法での立坑の構築方法です。日本では次の3タイプが主に用いられます。 鋼矢板立坑方式は、鋼製のシートパイルで囲む方式です。この方式はこの中で最も堅固なタイプで、管路の敷設位置が深い場合、管路の経が大きな場合、地下水の湧出が多い場合などに用います。 次はライナープレート立坑方式と呼ばれるものです。この方式は、地上から掘り下げながら帯状のリングを建て込んでいく簡便なものです。この方式は、地盤が自立すること、地下水が湧出しないことが条件です。 最後に、鋼製ケーシング立坑方式です。立坑の大きさに合わせた高さ2メートル程度の鋼製の円筒(ケーシング)を回転させ、内側の土砂を掘削しながら地中に圧入するもので、鋼製の円筒はその深さまで溶接で繋げます。地下水が湧出する地盤でも施工できますが、ケーシングの大きさは制約されます。 この3つの立坑構築方式は、地盤が崩壊する、地下水が湧出するなどの地盤の土質条件と、立坑の必要な大きさ、深さによって選択します。