雨水通信教育システム~雨道場~ No.002
18/21

雨水通信教育システム~雨道場~2014.3月号No.002【問題の回答・解説・基礎知識の学習】(ケーススタディー)過去に浸水実績があり、浸水対策の必要性が高い地区について、重点的なハード対策に加え、公・民及び関連団体が一体となって貯留浸透による流出抑制、ソフト対策の強化や自助による取組みも盛り込んだ図のような対策メニューが含まれます。また、これらの総合的なメニューを組み合わせ、より効果的な対策としていくためには、下水道管理者が主体的に利害関係者と適切なリスクコミュニケーションを実施していく必要があります。リスクコミュニケーションにおいては、浸水シミュレーション結果(どのような降雨で、どのような浸水(浸水深、時間)が生じるか?)や対策費用はどの程度必要か?など情報提供が不可欠です。なお般社団法人全国上下水道ンサルタント協会「下水道雨水管理計画策定アル平成24年11月も参考にして頂ければなお、一般社団法人全国上下水道コンサルタント協会「下水道雨水管理計画策定マニュアル、平成24年11月」も参考にして頂ければ、幸いです。 民間業者および市民 ・ 止水板、防水ゲート施設の設置 ・ 開発施設の貯留・浸透施設 下水道および他の公共施設 ・ 既設管のネットワーク化 ・下水道光ファイバー ハード対策 ・ 各戸貯留、浸透施設 ・ 駐車場の浸透性舗装 光・ 排水施設(管きょ・ポンプ場)増設 ・ 新設貯留管、雨水調整池設置 ・ 下水道工事の路面普及における道路の透水性舗装 ・ 公園、校庭での貯留・浸透 ・ 地下鉄・地下街等の避難誘導表示、音声誘導 ・ ハザードマップの配布 ・雨水排水施設の清掃・ 内水ハザードマップの公表 ・ 降雨、河川・幹線水位情報、早期警報システムの提供 ・土のう・止水板等緊急資材の配備 ソフト対策 雨水排水施設の清掃 土のう止水板等緊急資材の配備・ 水害教育 18(株)日水コンの協力により作成

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です