雨水通信教育システム~雨道場~ No.003
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【解答】(ケススタデ)雨水通信教育システム~雨道場~2014.5月号No.003【解答】(ケーススタディー)第3問(つづき)前頁までに示した対策の効果を流出解析モデルを用いて時間最大降雨強度既設管能力前頁までに示した対策の効果を流出解析モデルを用いて時間最大降雨強度54mm/hrの降雨を用いて検証した結果を紹介します。解析にあたっては、下記の条件でモデル構築してシミュレーションを実施しました。その結果、分水人孔へ3.1m3/sの最大流入量があった際に、既設管の能力0.2m3/sの流量を分水するとを目指した結果それぞれ既設管能力に対し以下の倍既設管能力流量を分水することを目指した結果、それぞれ既設管能力に対して以下の倍数の流量が流れました。ケース1(堰のみ):2.9倍ケース2(オリフィス):1.5倍ケス2(オリフィス):1.5倍ケース3(渦流式流量制御装置):1.1倍現場条件に応じて最適な流量制御を行うことで、既存ストックを活用した浸水対策を実施することが可能です。既設管能力既設管既設管既設管バイパス管既設管既設管既設管バイパス管バイパス管既設管能力19出典:合流式下水道越流水(CSO)対策の研究(その3)報告書平成11年3月下水道新技術推進機構、全国上下水道コンサルタント協会に追記して作成日本水工設計(株)の協力により作成

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