雨水通信教育システム~雨道場~ No.005
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2014.10月号No.0053.合理式にできること合理式はピーク流出量の算定法に分類され、専ら管渠断面の設計に用いられますが、ハイドログラフの算定にも応用されています。合理式合成法と称するハイドログラフ算定法は図2のとおりです。この手法の問題は実降雨ベースでの採用が困難なことです。これは、流達時間ごとの平均降雨強度の取り方次第雨スでの採用が困難なことです。これは、流達時間ごとの平均降雨強度の取り方次第で流出量が異なってしまうためです。また、管渠の能力不足による浸水解析を行う場合は、不等流計算や動水勾配計算と組み合わせればおおよその溢水箇所の予測が可能ですこの手法の問題点は流量計算によ合わせれば、おおよその溢水箇所の予測が可能です。この手法の問題点は、流量計算による各地点のピーク流出量をつなぐ水位が計画上過大になりすぎはしないかというものです。図合理式合成法によるイドグラの作成図2合理式合成法によるハイドログラフの作成11

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