雨水通信教育システム~雨道場~ No.009
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【問題】(ケーススタディー)第3問当市では、時間降雨強度30mm/hrを超える雨が降ると、A排水区で浸水が頻発します。そのため、流出解析モデルを用いて浸水シミュレーション技術で浸水要因の把握を行いました。その結果、D幹線の中流部において能力が不足する区間があることが判明しました。そのため、浸水対策について検討を行い、D幹線の能力分を超える量をバイパス管に流す対策が決定されました。この対策では、既設管渠の能力を活用して、不足分の対策(バイパス管)を追加するものです。そのため、既設管渠の能力分を超える水量が既設管に流れると浸水が発生しますので、分水施設では、既設管きょに流下能力を超える雨水を送水しない分水を実施する必要があります。つきましては、雨水幹線で分水を行う施設を設置するにあたり、一定量の分水することができる対策技術について教えてください。雨水通信教育システム~雨道場~24能力不足箇所バイパス管渠分水施設設置場所※上記解析結果については、仮想環境での解析結果です日本水工設計(株)の協力により作成導入編2015.9月号No.009

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