雨水通信教育システム~雨道場~ No.009
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雨水通信教育システム~雨道場~2015.9月号No.009第1問多くの自治体では、雨水管理計画を進めて行く中で、5年~10年確率を目安として一定規模の計画降雨を定めて施設整備を進めています。ところが、近年、各地で局所的な大雨が頻発するようになり、時間雨量が100mmを超える降雨もめずらしくない状況となっています。このような局地的な大雨発生の状況を踏まえ、想定すべき計画降雨や照査降雨について適切と考えられるものを下記の中から選びなさい。【問題】(基礎問題)①計画降雨は、下水道事業の連続性等の観点から、見直しが行われることはない。局地的な大雨に対しては、既往最大降雨等を基準とした照査降雨を設定して対応すべきです。オリジナル設計㈱の協力により作成②照査降雨の設定にあたっては、様々な規模の外力、河川等の排水先の状況等を踏まえて、可能な限り複数の可能性を考慮する必要があります。③比較的発生頻度の高い降雨に対しては、計画降雨を設定して施設等により災害の発生を防止し、施設計画を上回る降雨に対しては、照査降雨を設定して減災を図るためのハード対策を実施します。④計画降雨は、市町村単位で決めるものであり、地域特性を考慮することはできない。31応用編

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