雨水通信教育システム~雨道場~ No.009
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「下水道施設計画・設計指針と解説-2009年版-」((公社)日本下水道協会)では、ハード対策は、5~10年確率の降雨を基本とし、自由水面流れの施設規模を計画すること、ソフト対策は、ハザードマップの作成にあたり、既往最大降雨(当該都市の最大降雨、他都市の最大降雨など)を対象降雨(外力)とし、浸水予測等を行うこととしています。ハード対策に対する計画降雨の設定方法は指針に位置づけられていますが、計画降雨を上回り、ハードとソフトの総合的な対策の目標とすべき降雨の設定方法については、明確に示されていません。【問題】(ケーススタディ)雨水通信教育システム~雨道場~33防災・減災の観点から浸水被害の程度を評価するにあたり、計画を上回る降雨(照査降雨)の設定にあたっての留意事項を述べなさい。※照査降雨に位置づけは右図を参照<レベル1’照査降雨>下水道施設の能力を超える降雨<レベル2照査降雨>想定される最大降雨照査降雨の位置づけ2015.9月号No.009応用編(株)日水コンの協力により作成

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