雨水通信教育システム~雨道場~ No.016
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雨水通信教育システム~雨道場~横浜市が全国で初めて改正下水道法に基づく「浸水被害対策区域」を指定しました!頻発する局地的な大雨等に対して、都市再開発等のまちづくりにあわせて、迅速で効率的な浸水対策を推進するために、国土交通省では公共下水道管理者と民間の事業者との連携による浸水対策を可能とする「浸水被害対策区域制度」を、平成27年7月に施行された改正下水道法により創設しました。平成29年1月25日に、横浜市において、全国初となる「浸水被害対策区域」の指定が行われました!2017.3月号No.016浸水被害対策区域横浜駅指定した区域は、横浜駅周辺まちづくり計画「エキサイトよこはま22」で、「センターゾーン」として位置付けられている約30ha。当該区域は、これまで10年に1度程度の降雨に対応する整備を進めてきた(約60mm/h)。今回の区域指定により、当該区域においては、概ね30年に1度程度の降雨に対応する公共下水道の整備(約74mm/h)とあわせて、民間事業者による雨水貯留施設の整備を行うことにより、概ね50年に1度程度の降雨に対応する(約82mm/h)ことを目標に、官民連携した浸水対策を推進していく予定。今回、横浜市が指定した浸水被害対策区域横浜駅周辺地区(エキサイトよこはま22センターゾーン)≪過去の浸水被害≫・今回指定された横浜駅周辺地区は、平成16年10月の台風22号において、浸水被害が発生。・人的被害はなかったものの、横浜駅西口周辺で大規模な浸水被害が発生し、駅ビルの地下へ雨水が浸入する等の被害が確認された。平成16年台風22号での浸水被害浸水対策ポータルサイト「アメッジ」でも、官民連携した浸水対策について、熱く語っていただいています!!(アメッジURL :http://shinsui-portal.jp/)

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