B1-1
8/17 ▲ 現象が完全には明らかにされていない。

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
一方、生物処理であるが故のデメリットもあります。  #1 先ずは、生物が分解できない有機物のうち、特に溶解性の有機物は、除去が困難です。  #2 また、毒物が流入すると、細菌が死滅するなど、致命的なダメージを受け、処理ができなくなることがあります。  #3 さらに、反応速度が、化学反応や物理反応より遅いため、処理に必要な施設容量が大きくなります。  #4 次に、操作上のデメリットとして、流入基質の性状や、水温などの変化によって、処理状況が微妙に変動するため、完全には制御できないうえ、運転管理に技術が必要なことが挙げられます。  #5 また、生物の代謝機構が複雑で、処理過程で起こっている現象が、完全には明らかになっていないことも、運転操作を難しくしています。