bi1-3
13/26 Overall stoichiometry 2NO3- + 10H → N2 + 4H2O + 2OH-

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
次は、脱窒プロセスです。  #1 脱窒プロセスでは、硝酸イオンが、亜硝酸イオン、酸化窒素、亜酸化窒素を経て、窒素ガスに還元されます。 様々な有機炭素が利用されるため、関与する細菌も多数あります。  #2 これらの変換過程に関与する細菌を、まとめて、脱窒細菌と呼びますが、無酸素条件で増殖する、通性嫌気性細菌で、有機炭素を炭素源とエネルギー源として、硝酸呼吸をする、化学合成従属栄養細菌に分類されます。  #3 脱窒プロセス全体を、化学反応式、化学量論式にまとめると、硝酸イオン2分子と、10個の水素源に相当する有機物が反応して、窒素ガス1分子と、水酸イオン2分子、水4分子が生成することになります。 この反応では、水酸イオンが生成されるので、反応の進行に伴って、pH がアルカリ性側に移行します。