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6/26 有機物の変換 (好気条件)

【テロップ】
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【ノート】
それでは、それぞれの条件における、物質ごとの変換過程を見ていきます。  #1 これは、好気条件における、有機物の変換過程です。  #2流入水に含まれます有機物のうち、変換過程が最も長い、遅分解性有機物を出発点にします。   遅分解性有機物は、最初に加水分解を受け、易分解性有機物に変換します。  #3 次に、易分解性有機物は、細菌の酸素呼吸により一部が酸化されて炭酸ガスになり、そこで得られたエネルギーを使って、一部が菌体に変換し、好気性従属栄養細菌が増殖します。 なお、流入水中の有機物のうち、好気性従属栄養細菌に直接向かう矢印は、流入水中に含まれる、好気性従属栄養細菌を意味します。  #4 系内に保持された細菌は、その一部が、死滅や、自己分解を起こし、不活性有機物や、遅分解性有機物に変換します。  #5 なお、遅分解性有機物は、再び加水分解されて、細菌に利用されることになります。