bi1-3
8/26 

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
次は、嫌気状態における有機物の変換です。  #1 好気条件と同様に、流入水に含まれる有機物のうち、変換過程が最も長い遅分解性有機物を出発点にします。  #2 遅分解性有機物は、好気条件と同様に、最初に加水分解を受け、易分解性有機物に変換します。  #3 好気条件との違いは、易分解性有機物の変換が、酸素呼吸によらず、発酵作用によることです。 発酵では、メタンや炭酸ガスのほか、有機酸などの発酵生成物を排出する場合があり、この有機酸は、他の嫌気性従属栄養細菌により、基質として利用されます。  #4 細菌の死滅や、自己分解以後の物質変換は、好気条件と同様です。